道場に入って見学して下さい
2018.04.21
真岡道場 坂本貴司
少年部・幼年部のお手伝いに行ったときなどに思うことなのですが、練習の後半になると保護者の方が道場の外から窓越しに練習風景を見ています。
「大変だろう~な」と。
古口先生などもおっしゃっていることなのですが、「道場の中で見ていただいていいのに」と。
30人近くの「ちびっ子達」が稽古しているので、見やすいポジションを確保するためには大変な競争がおきているなと感じています。
お子さんの稽古を見たいと思う気持ちは、ごくごく「自然な親心」です。
外では、「冬は寒い」し「夏は暑い」です。
テレビや映画などの影響で『空手はきびしい』といったイメージはありますが、間違えた『きびしさ』を想像している方が多いと思います。
当然、「挨拶」や「礼儀」・「返事」は古口先生も他の先生方も『きびしく』指導します。
しかしそれは「サッカークラブ」や「野球クラブ」、「スイミングスクール」「卓球教室」でも同じことです。
一生懸命練習していて上達しないからといって【怒ること】は100%ありません。
人間には「個人差」というものがありますから、すぐに上達してしまう子もいれば、大器晩成型の子もいます。
一人一人の特性を見ながら古口先生は指導しています。
試合に負けたからといって【怒ること】も100%ありません。
ただサボっていたり、ふざけて稽古していたり、先生の話を聞いていないときには怒られます。
当然ですね。
学校でも同じだと思います。
【武道】といっても特別なことをしているわけではありません。
普通のことをしています。
ですから保護者の方には遠慮せず、道場の中に入って見学してもらって大丈夫です。
正座でなくても大丈夫です。
足をくずして下さい。
ただ【おしゃべり】は禁止ですけどね。
一般部などでは「コミュニケーション」が大切になってくるので、休憩のときなどはどれだけ「おもしろい」会話ができるかが重要にもなってきます。
1人1人の「ユーモア」のセンスが【道場内の雰囲気】を良くしています。
テレビや映画などでの【間違ったきびしさ】はありませんので、ご遠慮なく道場内で見学してみて下さい。
押忍!