鳳凰のお赤飯
2018.01.26
真岡道場 坂本貴司
昨日は大変冷え込みました。
稽古に行く前に、「サッ」とお風呂に入ろうと思ったのですが、あまりの寒さに半身浴を楽しむレベルで「お風呂」を堪能してしまいました。
「ラベンダーの入浴剤(フランス製)」も入れちゃいました。
スベスベになったお肌を鏡でチェックし、保湿クリームを塗りました。
部屋に戻って「ローション」と「乳液」で「お顔」のお手入れです。
「今日は何のパヒュームを付けていこうかな~」と迷っていたら、20時50分になってしまいました。
がっつり遅刻です。
木曜日の稽古は21時30分までですから(汗)
真岡道場の「ビューティー・セラピスト」、失格です。(てへっ)
慌てて道場に行きました。
ようこちゃんは日曜日の試合のために、橋本さんとスパーリングをしていました。
古口先生は、型の稽古を指導していました。
僕は残り時間、入念な「ストレッチ」と「砂袋蹴り」でスネや足刀・甲を鍛えました。
「右肩のケガ」が治らないため、足技だけの稽古です。
稽古終了後、古口先生が「みなさん手を洗ってくださ~い」との声がかかりました。
古口先生の「手」にあるのは、伝説の「お赤飯」。
以前からお話はうかがっていた、幻の「お赤飯」。
川野正太郎くんのおばあちゃんが作った【鳳凰のお赤飯】です。
見た目から普通の「お赤飯」とは違いました。
「もち米」一粒一粒が立っているのです。
「もち米」は水の量や蒸し時間のちょっとした違いで「べちゃべちゃ」になってしまいます。
「粒の芯」を残したままの微妙な蒸し加減は、とても難しいものです。
パスタで言う「アルデンテ」ですね。
川野正太郎くんのおばあちゃんが作った【鳳凰のお赤飯】は、一粒一粒が輝いていました。
塩加減もよく「もち米」と「あずき」のバランスも最高でした。
今までは「まずい」お赤飯ばかり食べていたので、本物の「おいしさ」を教えてもらった感じがします。
大人になると「飽き」の来ない、質素で、それでいて手を抜かない仕事が作り出す【本物の味】が、なんともたまりません。
押忍!