とんかつ吉川 | 極真会館 坂本派 栃木中央支部 真岡道場 益子道場 上三川教室 清原台教室 【極真空手】
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栃木南支部

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責任者 古口文男

とんかつ吉川

2016.11.08

真岡道場 坂本貴司

11月3日(木)は祝日でした。

祝日は道場の稽古が休みかどうかわからなかったので、古口先生にメールで確認してみました。
予想どうり稽古は休みとのことでしたが、「好きな時間に自主練に来て下さい」とのご連絡を頂きました。
その後、夕食をご馳走していただけるとのことのことだったので、お腹をペコペコにして自主練に行きました(ルンル~ン♪)。

道場に行くと古口先生が出迎えてくれました。

古口先生:「好きに使って下さ~い」

ありがたいお言葉です。

僕は最近、約15年ぶりに極真空手を再開しました。
ついでに運動不足でもあったので、体の柔軟性は失われ硬くなり、空手で重要な可動域が狭くなってしまいました。

必殺の「上段回蹴り」はサビ付き、「後回蹴り」をすれば目がまわり、ちょと調子にのって動き過ぎると吐き気と動悸におそわれる典型的な「おっさん」になってしまいました。
しかも「ビールっ腹」で、プニプニしています。

心の声:【まずい、まずい、それはまずいぞ~!】

少年部のお手伝いをするときには、「ちびっこ達」に【お兄さん】と呼ばせています。
これは【マスト】です!!

心の声:【早い段階から礼儀を身に付け、空手をつうじて優しい人間になって欲しい。心遣いのできる立派な大人になってもらいたい】

そんな想いからです。
このように将来どんな場所に言っても恥ずかしくない人間を育成するために、どんな厳しい私立の学校よりも「先進的な教育」を行っております。

僕は基本練習から始めました。

「中段回蹴り」に対する防御からです。
「蹴り」をブロックするために、膝(ひざ)と肘(ひじ)をくっつけて【壁(かべ)】を作る動作です。
これを頭で考えてからやるようでは、遅すぎます。
体が勝手に反応するように覚えさせないといけません。

そのためには、反復練習をするしかありません。

僕はフォトジャーナリストとしての取材活動で、どのように生き残れるかということを考えて【極真空手】をやっています。
僕たちの取材現場に「安全」の文字などありません。

【極真空手】の本性は【実践】にあるのです。
「頭突き」・「目突き」・「金的蹴り」は、女性などの【護身術】として早い段階から指導してもらえる技であります。

当然、僕も使います。
生きのびるために。

それこそが【実戦空手】、【極真空手】の『究極の目的』です。
それが「ケンカ空手」と言われるゆえんです。

僕はこの日、鏡を見ながら「上段回蹴り」・「中段蹴り」・「下段蹴り」・「前蹴り」の防御の練習を左・右、各100回づつ行いました。
そして「間合い」を外す動作を鏡を見ながらシャドーで行いました。

僕の経験上、これができれば生き延びれます。

つまり、

【相手の攻撃をもらわなければいい】のです。

複数の人間を相手にした場合には、いくら強がっても勝てません。
黒帯の人なら、一度に10人ぐらいの素人は相手できると思いますが、僕は「へぼくそ」なので無理です。

僕が「新宿歌舞伎町」などで、写真を撮っていてからまれたときの対処法は、とにかく【防御】と【フットワーク】です。

そして僕があみだした最大の「奥義」は、【ダッシュで逃げる】です!

自主練を終了し、掃除をしてあがりました。

これからお楽しみの夕飯です。

古口先生に紹介されたのは、益子町にある「とんかつ吉川」でした。

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《画像が回転しております。修正できませんでした。》

有名店らしくお客さんもたくさんいました。
古風な建物で、いかにも「うまそ~」な雰囲気でした。

あとで知ったことですが僕のバイト先の社長もよく食べに来るとのことでした。
社長は「俺は吉川では、とんかつじゃなくて、ハンバーグが好きなんだよ~」と、なんか自慢げなところがムカつきました。

同僚のY君にいたっては、「同級生の家ですよ~」ときたもんです。

一番奥のテーブルにとおされメニューを見てみると、さすがに強気で5品ぐらいしか載っていません。
変なお店と違って、余計なものなんかおかないんでしょうね。

間違ってもデザートのアイスクリームなどありません。

僕と古口先生は「ロースかつ定食」を頼みました。

よくよく考えてみると「久しぶりのとんかつだな~」な、感じです。
最近の外食だと焼き肉屋さんかラーメン屋さんしか行っていなかったので、大人気もなくワクワクしてしまいました。

料理がくるまで僕と古口先生は仕事の話をしていました。
僕は測量会社でバイトをしているのですが、古口先生は学生のときに測量の授業があったらしく、測量関係の資格のことをご存じでした。
僕が目指している資格がどれほど難しいことなのかもご存じでした。

しかし血反吐(ちへど)をはいてでも取得とくしたいと思っています。

料理も運ばれてきて、とんかつを食べながら昔の極真空手の選手達がどれだけ、恐ろしい練習をしていたかで話が盛り上がりました。

僕から言わせれば、狂っていますね。
確実に。

普通の人なら、やっちゃダメなことをたくさんやってます。
今でも生きているのが不思議なくらいです。

点滴を打ちながらサンドバックを殴るとかは、もはや意味がわかりません。

しかし男の強さへの憧れは僕も理解できます。

そういった「先輩方」の壮絶な修練の日々が、「極真空手」の伝説を作ってきたのでしょうね。

そんな先輩方の【伝説】に憧れて、41歳になった今も「極真空手」の道着を着ることにワクワクしています。
【極真】の刺しゅうを見て「ジ~ン」と来ています。

子どもだけがマンガの中の主人公に憧れるわけではありません。
いい大人でも、「空手バカ一代」の中の【大山倍達先生】に憧れ続けています。

そんないい大人が2人で、益子町にある名店「吉川」で「とんかつ」を食べて来ました。

ごちそうさまでした。

押忍!

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